| 満月と影 錦屋伝兵衛 大浜仙吉始末 |
年号が文政に代わった年(18)の春、畿内一帯は豊作の予感につつまれてのんびりしていた。
……の書き出しで物語が始まる。
近代の足音が忍び寄る江戸の時代。
商才にたけ、商魂たくましく生きる回漕業者、強い個性の持ち主の商人、錦屋伝兵衛と、芸術・語学・医術など様々なことに天才的な能力を発揮する若者、大浜仙吉。
それぞれ相容れない二人の正反対の人生哲学を巧みに描いた時代小説。

時代小説ファンならずとも、読む者を惹きつけてやまない一冊。
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